ワンオフ依頼品

2021/08/22
フロントパイプ

諸々の都合から、気持ち的? 時間的? に余裕のある時にしか承れませんが、写真はJB43のフロントパイプ加工の依頼品です。JB43のフロントパイプは、触媒前のパイプが二重構造となっていて内径はかなり細く、この細さにより低回転域での排気流速を高め、その領域でのエンジン特性に味付けをしています。そして、触媒後にも膨張管を設け、ここでもまた排気によるエンジン特性の味付けを行っています。これは、限られた1300ccという排気量の中で、誰が乗っても扱いにくさを感じないようなエンジン特性を作り出すためにメーカーの設定によりそうされているものです。しかし、排気効率を考えた上でのエンジンチューニング的な考えでみると、NAエンジンとはいえ「抜けが悪い」という事実もあります。そこでこの依頼品です。触媒部分のみ純正を使い、パイプは50φで構成。純正膨張管の位置には、多少の排気抵抗と消音効果を持たせたサブサイレンサーを組み込みました。この仕様により、ノーマルよりも特に中~高回転のフィーリングがかなり変化するようになります。「高回転をほとんど使わない」という人ならば、純正フロントパイプで十分ですが、「全域で気持ちよく」という人ならば、排気効率のチューニングはNAエンジンにとってもかなり効果的なものとなります。