排気の抜け

2020/06/16
キャタライザー

純正触媒からスポーツキャタライザーへと交換すると、排気の抜けが良くなります。JB23のK6Aエンジンは、タービン直後に純正触媒が位置していますので、この位置での「抜け」が良くなるということは、即ちそれはタービンの「回り」が良くなるということに繋がります。エンジンの排気の力で回っているのがタービンですので、タービン後の排気の処理次第でタービンの回り方も変わるというわけです。この排気の処理の仕方は、エンジン特性や求めるエンジンパワーなどによっても変わってきます。基本的には、パワーを求めるほどに「抜け」を優先させ、アイドリング付近や超低回転域での粘りを必要とするエンジン特性の場合は、「抜けすぎない」ようにします。また、スポーツキャタライザー等によってこの位置での抜けを確保したのならば、中間以降のマフラー特性にも気を配らなければなりません。装着しているマフラーの特性によっては、せっかくのスポーツキャタライザーも意味のないものになってしまう可能性もあるからです。ちなみに、排気の抜けがよくなりタービンの回り方が変わる(エンジンの燃料効率が変わる)と、エンジンに取り込まれる吸入空気量が変化するため、通常は空燃比が薄くなります。つまりエンジンは、より燃料を欲しがるということになり、その欲しがった分の燃料をプラスしてあげると、パワーもトルクもアップするということになります。