純正コンピューター書き換えセッティング

2019/11/30
純正コンピューター

JB23-7型以降に施せる純正コンピューターの書き換えによる現車セッティングは、ボーダーラインがいくつかあります。まず、設定ブーストについては、インジェクターの容量を基本に、吸排気効率の良し悪しでピークブーストを決めていきます。インジェクターがノーマル(215cc)ならば、高回転時のブーストは1.1Kまでに設定。ノーマルのインジェクターは、ブースト1.1K約6,000rpmでほぼ全噴射となるからです。ちなみにこれは、狙った空燃比が10.4~10.7位での事なので、もっと薄い空燃比を狙う場合にはもう少しブーストを上げられます。逆に、例えばブースト1.3K~を望む場合は、インジェクターの容量アップは必然となってきます。吸排気効率の面では、吸気よりも排気側のほうがセッティングに及ぼす影響は大きいです。触媒がノーマルか否かや、マフラーの抜け具合によって設定ブーストだけではなく、点火セッティングも変わってきます。触媒がノーマルの場合は、ブーストは上げても1.2Kまで。点火も、特にブーストの立ち上がり領域ではさほど進角はさせません。これが、キャタライザーと抜けの良いマフラーの組み合わせになると、ブースト1.3Kでもノッキングの発生もなく燃料も思い通りに入ってくれます。そうしたバランスだと、点火も必然的に進角気味のセッティングとなりますので、パワーもトルクも大幅に向上することになります。吸気は、効率面で言えばオープンタイプのエアクリが圧倒的ですが、それは熱害対策がキチンと施されている場合に限っての事です。多くの場合は、100ps以下ならば純正エアクリBOXを使用して、内部のフィルターのみ高効率タイプに変更したほうが安定した吸気を実現できます。