JB23オートマ交換

2019/11/06
オートマミッション

JB23-5型のオートマミッション交換です。走行距離が16万キロ程の少々くたびれたオートマミッションを、低走行距離の程度の良い中古ミッションへと載せ替えます。でもこの作業、ただ載せ替えるだけではありません。ある目的をもっての載せ替え作業となっています。クルマは5型ですが、載せ替えるミッションは9型なのです。ここに意味があります。JB23の5,6型は、トルコンのストール回転数が結構高くて、アクセルをガンガン踏む人や、タービン交換などをしている人にとっては、アクセルを踏むとパワーバンドまでエンジン回転がスグに上昇してくれるので好ましい特性となるわけですが、アクセル開度の低い人や低中回転域をメインに使うような走らせ方をする人にとっては、この高いストール回転数は逆にスムーズさに欠ける特性となってしまうのです。この5型のお客様も、丁度後者の運転スタイルでした。通常走行時の使用回転域は2800~3800rpm位。5型のオートマだと、トルコンのおいしい領域から見事に外れている回転域です。そこで、距離を走ってくたびれているミッションを載せ替えるならばもっと使いやすい仕様へと、ということで、9型ミッションへの載せ替えとなったわけです。9型(7型以降)のトルコンは、ストール回転数が5型よりも大分低く設定されていますので、このお客様のような使用回転域が上手く使えるようになります。作業後の試走では、アクセルをそれほど踏まなくてもクルマが低回転域からスムーズに動くようになり、メインで使う回転域での力強さもかなり増したと大変気に入っていただけました。