サーモの動作不良

2019/04/24
サーモ

JB23の10型で、相変わらずサーモの作動不良が多いです。サーモが作動不良になると、温まった冷却水を冷やして循環させることができなくなりますので、エンジンはオーバーヒートします。そして、それに気が付かずオーバーヒートを繰り返していると、エンジンに深刻なダメージを与えてしまいます。JB23-10型のサーモの動きは、正常ならば冷却水温度82度で開弁し、95度で全開になります。ラジエターファンの作動は98度でオンになり95度でオフしますから、サーモがキチンと作動していれば98~95度の温度域で冷却水温度を保つことができるよう設定されているのです。サーモの作動不良は、主に開弁しないトラブルが非常に多いです。本来ならば全開になっているはずの95度でも開弁していないということもよくあります。その場合は、水温センサーの数値が95度を表記していても、サーモが装着されているラジエターロアホースが冷たいままとなります。また、サーモが開弁しないで冷却水が循環しないと、ラジエターファンがオンになっても冷やされた冷却水が循環しないのでファンが何時までたっても回ったままとなります。水温センサーはエンジンヘッド後ろ側(ラジエターアッパー側)に装着されているので、冷却水が循環していないとここの温度が下がらないからです。この10型に頻繁におきているサーモ不良は、10型の新品サーモに交換しても起こる場合があります。つまり、この時期に製作されたサーモ自体が、不良が多いということがいえるのです。サーモ不良の確かめ方は、10分程度走行して、ラジエターのアッパーホースとロアーホースの温度の違いを手で触って確かめてみると分かります。正常ならば、両方のホースは同じような温度になりますが、不良の場合はロア側だけ冷たいままとなっています。また、ラジエターファンが回り始めて何時までも回っているようならば、それもサーモ不良の疑いがあります。サーモが正常ならば、ファンは回り始めて数十秒で止まります。JB23-10型オーナーは特に、これらを確かめてみてください。