JB23のサブコンセッティング その3

2018/06/27
アルティメイト

サブコンを使ってエンジンセッティングを行う時に、注意しなければならないのがそのサブコンのクセを知る事。サブコンというのはあくまでも「補正ツール」であって、フルコンや純正ECM書き換えのようにデータを一から構築できるものではないので、サブコンのクセ次第によってはセッティング時のアプローチが随分と変わってくるからだ。このクセについて、例えばTRUSTのe-manageで言うと、燃料の増減セッティングを施す際にそのクセが一つある。JB23のK6Aコンピューターとの組み合わせでは、まず燃料の減量は安定しない。よって減量したい場合は燃料マップは使わない。増量に関しても、純正ECMのインジェクター噴射が100%になるとe-manage側のインジェクター噴射もそれに引っ張られて100%となってしまう。つまりe-manageでの燃料セッティングの場合は、エアフロ補正と上手く噛み合わせながら、減量側はエアフロ補正マップで調整し、増量側はエアフロ補正マップでインジェクター噴射が100%にならない領域を読ませるようにしてセッティングしていくのだ。もちろん、エアフロ補正アップのセッティングにはそこに点火時期も絡んでくるので、セッティング時にはロガーでデータをサンプリングしながら慎重に行わないとならない。また、サブコンに何でもやらせようとゴチャゴチャとしたセッティングになるのも上手くはない。確かに最近のサブコンは高性能なものも存在し、サブコン側でかなりの項目もセッティングはできるのだが、サブコンセッティングの基本となるのは純正ECMデータでサブコンはあくまでもその「活用」なので、サブコン側のセッティング項目はシンプルなほど制御は安定するしセッティングも行いやすくなる。