JB23前期トルクアップ

2018/05/01
JB23前期

JB23ジムニーの1~3型は、それ以降のJB23と比べて低中回転域での実用トルクが少し乏しい。JB23には、初期型から現行型まですべてK6Aエンジンが搭載されているわけだが、エンジン本体は同一でも、補機類の特性や組み合わせ、制御プログラム等の違いによって、同一エンジンながらエンジン特性には大きな違いが生まれている。そして1~3型に搭載されているK6Aエンジンは、特にインマニ形状の違いによってエンジン特性が4型以降とは大きく違っている。

前期K6Aのインマニは、高回転域で効率の高まる形状&長さとなり、数値でいうと6000rpm以上が本領発揮の形状となっている。それに対して4型以降のインマニは、6000rpmまでの効率を重視しそれ以上は逆に効率が落ちるような形状。つまり前期と後期では、主にこのインマニの違いがエンジン特性を大きく変化させているのだ。高回転までストレスなく回したいのであれば前期インマニ。高回転での効率は多少落ちても低中回転域でのトルク特性を重視したいのであれば後期インマニ、という具合になる。

現在作業中のJB23-3型は、低中回転域での実用トルクアップを狙って、吸排気すべてを6型のものに交換。EXマニ~タービン~触媒~インタークーラー~インマニ~等々。作業自体は基本的にはボルトオン(一部フィッティングが必要)だ。そしてこのJB23-3型は、変更した吸排気のバランスのマッチングを図るために、サブコンを組み合わせて制御面をセッティング。結果、3型とは思えないほどの低中回転域での扱いやすさと余裕が生まれた。