JB23のノーマルタービン その1

2018/03/22
タービン

JB23ジムニーのK6Aエンジンに装着されているタービンは、大きく分けて2種類がある。HITACHI製とIHI製だ。それぞれ型式の違いによって更に様々な仕様が存在しているので、詳細はもっと多数となるのだが、大雑把な分け方をするとこのメーカー違いによる2種類となる。ちなみにこの2種類のタービンは、新車製造時にランダムに選択されて組み合わされているので、どちらのタービンが装着されるかは運でしかない。

HITACHI製とIHI製タービンは、その特性が随分と違う。とはいっても、なんのスープアップも施さないでノーマル状態で乗る限りは、その特性に大きな違いは無い。違いが表れるのは、吸排気系のスープアップを施したりブーストアップ等をした時だ。2つのメーカーのタービンは、コンプレッサー側のサイズや形状は似たようなものとなっているが、エキゾースト側の設定が随分と違い、それがスープアップの際に特性として現れてくる。また、組み合わされているアクチュエーターの特性にも違いが有り、ここもブーストアップの際には特性が変化してくる。

HITACHI製タービンは低中間域で効率が高まるような特性となり、IHI製タービンは高回転域で伸びのある特性になる。なので、低中間域を多用するようなクロカン走行などには、HITACHI製タービンをベースにスープアップしたほうが扱いやすいエンジン特性に仕上がり、上まで気持ちよくエンジンを回したいというならばIHI製タービンをベースにセットアップしたほうが望む特性を手に入れられる。