タイヤの空気圧

2018/03/19
タイヤ

JB23ジムニーのタイヤ空気圧は、標準装着のタイヤでフロント1.6キロ、リア1.8キロの指定になってます。フロントよりもリアのほうが多めの空気圧指定となっているのは、リアに乗員2名分の重量を加えた時に適正となるような設定というわけです。つまり、ほとんどリアに乗員しない場合はフロント/リア共に1.6キロでも問題ななく、それどころかこのバランスのほうが走行性能の向上を見込めると、RA-NO'Sでは考えています。そしてこれは純正装着タイヤの場合です。アフターのタイヤに交換した場合は、おそらく多くの人がタイヤショップ等で組み替えてもらった状態のまま乗っていると思われますが、実はほとんどの場合、そのままではタイヤの性能を活かしきれていない、というパターンも多くあるのです。

ジムニーに人気のタイヤは、そのほとんどがLT規格となっています。このLTとはタイヤ規格でいうところのライトトラックのことです。つまり、ライトトラックへの装着を前提に設計されたタイヤ構造を持つものがLTタイヤということなのです。そして通常このLTタイヤは、指定空気圧が高めとなります。高めの空気圧設定で使うように設計されているタイヤ構造は、それに応じた空気圧設定にしないと問題が起きる可能性があるからということなのです。なので、タイヤショップ等で組み替えたジムニーに装着可能なLT規格タイヤは、空気圧がかなり高めに入れられている場合が多いものなのです。でも実際は、ライトトラックとジムニーの車重を考えた場合、タイヤに加わる荷重は随分と違います。要は、タイヤに加わる荷重が圧倒的に小さいジムニーにライトトラック適正の空気圧では、タイヤはほとんど変形もせず、そのタイヤの性能どころか乗り味もパンパンに張った状態になってしまうということになるのです。タイヤメーカーサイドから言えば、あくまでも「そのタイヤの適正空気圧で使用してください」と言わざるを得ませんが、ジムニーに本当にそのタイヤの適正空気圧で乗った場合、「乗れたものではない」というのが正直なところです。ちなみにジムニーへの装着率が高いサイズでいうと、そのタイヤのおおよその適正空気圧は2.6~3キロ程度になります。

タイヤを交換した場合、何キロが適正なのか? ということは、そのタイヤサイズやタイヤ構造等によって変わってきますので一概には言えません。しかしどんなサイズにせよ、ジムニーに装着した場合のタイヤ空気圧は上限で2.0キロ。おそらくほとんどの場合が1.8キロ程度が程よいバランスではないかと思います。自分のジムニーのタイヤ空気圧、一度くらいは点検してみましょう。もしかしたら、「今まで何だったんだ?」と感じるかもしれませんよ。