JB23のエンジンチューン その2

2018/02/26
インマニ

JB23ジムニーのエンジンチューンを行うときに、おそらく多くの人が「低中回転域の向上」を目標とするはずだ。元々、軽排気量車であるジムニーは、軽自動車としては重い車体重量に乗用車から比べれば遥かに重いタイヤ&ホイールを装着しているわけだから、使用頻度の高い低中回転域のエンジン特性は特にひ弱に感じてしまうことだろう。高回転域まで使用すればそれなりでも、普段使いの低中回転域がひ弱ではストレスもたまる。特に、JB23の1~3型までの車両は、それ以降と比べてもこの低中回転域が弱いエンジン特性となっている。

JB23 1~3型のエンジン特性は、それ以降のK6Aエンジンと比べて様々な箇所が違う。特に大きく違い、そしてエンジン特性に大きく関係している部位がこの写真のインマニの形状となっている。写真左が1~3型までのインマニで、写真右側が4型のインマニ。サージタンクからエンジンまでのインマニ長が随分と違うのが分かると思う。この長さの違いは、ターゲットとしているエンジン回転領域の違い。短いほうが高回転重視で長いほうが低中回転重視となる。つまり、JB23の1~3型K6Aのインマニは、高回転域で効率が高まるようなインマニの長さ(形状)となっているのだ。もちろん、このインマニの形状だけではなく、もっと細かい部位も違いはある。しかしこのインマニ形状の違いが、決定的にJB23前期K6Aと後期K6Aのエンジン特性の違いを生んでいるのだ。ちなみに、前期K6Aに後期用インマニを移植することは可能。ただし、ステーやウォーターライン他のフィッティングが必要にはなる。